「札幌移住やめとけ」なのか?理由を知っていれば、札幌移住は怖くない
「札幌に移住したい」と思って情報収集を始めた方なら、「札幌移住はやめとけ」「後悔した」「失敗だった」という内容を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
それを見て、やっぱり札幌はやめといたほうがいいかも…と消極的にならないでください!
事前に「やめとけ」といわれる内容をあらかじめ知っておき、移住前に準備をしておけば多くの失敗は防げます。
本記事では、実際に東京から札幌に家族で移住した私が、「やめとけ」と言われる理由を解説します。
そして、後悔しない移住をするための具体的な対策を、生活費の実例も交えながら紹介します。
移住後に「思っていたのと違った…」と後悔しないために、ぜひ参考にしてください。
札幌移住が「やめとけ」と言われる理由はこの2つだけ
ズバリ札幌移住で失敗する理由は、大きく「雪」と「仕事・給料」の2つです。
「札幌移住 やめとけ」などでよく出てくる内容は
- 冬は寒くて雪が大変
- 給料が安い、仕事がない
- 車がないと生活できない
- 産婦人科や小児科が少ない
- ゴミの分別が細かくて大変
- 電車、バスなど交通費が高い
- 飛行機しかないので帰省が大変
などなど…
正直、病院の数、ゴミの分別、交通費、帰省などは人によって不便なポイントではあるものの、そのことによって移住を断念するほどの内容ではないですし、家探しや暮らす中で対応したり慣れてきます。
移住前の私自身もそうでしたが、移住の検討段階で最も不安なのは、
「札幌の雪がどのくらい大変で、雪や冬の寒さを乗りこえるためにどの程度費用や労力がかかり、それは「仕事がない・給料が低い」と言われる札幌でまかなえるのか?」という点かなと思います。
ということで「雪」「仕事・給料」を中心に、とにかく細かく内容と対策を解説します!
理由①:冬の寒さと雪の負担

札幌の冬は約5ヶ月間続きます。
特に1月〜2月は道路凍結もあり「思っていたより過酷だった」と感じ、札幌移住しなければよかったと後悔する人が多いようです。
ですが、対策次第で雪問題は大幅に回避できます。
対策まとめ:
- 雪の比較的少ない地域を選ぶ
- 木造物件以外の、日当たりのいい物件を選ぶ
- 都市ガス物件から選んで暖房をしっかり使う
- 駅近くの物件を選んで外を歩く時間を減らす
冬の寒さ・雪で移住を後悔とは?
札幌の雪はいつからいつまで降るのか?
- 11月に初雪が降り
- 12月ごろから積り始め
- 完全に溶けるのは4月上旬ごろ
という感じで、約5カ月間は雪が積もった状態と思ってください。
雪国以外からするとインパクトが大きいです。
寒さのピークは例年1月~2月で、この時期の東京の平均気温は7.1℃に対して、札幌だと-1.8℃です。
ちなみに…気温が0℃になると、街で「今日は暖かいね」という会話があいさつ代わりに入ってきます。
参照:気象庁|東京(東京都) 2024年(月ごとの値)
参照:気象庁|札幌(石狩地方) 2024年(月ごとの値)
ですが、寒さの質は本州と異なり、湿度が低く空気がからっとしていて、体感温度は思ったほど寒くないです。
スキー場の寒さをイメージするといいかもしれません。
また、「北海道は室内だと半袖でも大丈夫」「札幌の人は意外と寒さに弱い」という話は有名ですが、これは本当です。
電車や車の中、会社や学校などは、暑い!となる時も。
もう一つ、冬でネックなのは凍結した道での車の運転。
基本的には雪が降り続いている時は路面も滑らないので大丈夫です(吹雪の時は危ないですが)。
しかし、路面が凍結しやすくなる2月~3月ごろの朝は、天候次第でつるっつるのブラックアイスバーンに。
そうすると雪道ならではの運転をしないと事故になってしまいます。
他にも、車を持っている方や一軒家の方は、毎日の雪かきに時間も体力も取られてしまいます。
こういった要素が重なると、雪の負担が大きく「札幌移住はやめとけ」となってしまうのはやむを得ないかもしれません。
寒さ・雪対策は家選びの対策をすることで攻略が可能
冬の寒さ・雪対策は、
- 住む地域
- 住む家
の2点から行いましょう。
この2点を抑えて家選びをすることで、冬でも快適に過ごせます。
住む地域での対策
札幌市は広く、東京23区全体の2倍の面積があるそうです(実際は山間部が多く、住宅地の面積はだいぶ減りますが)。
そのため、市内は10の区に分かれています。
つまり、市内の地域差が大きく、積雪量も住む区やエリアによって変わってきます。
出典:それぞれの区 紹介/札幌市
札幌市での雪の降り方の傾向としては、
- 山の近くは雪が多い
- 海の近くは雪が多い
この2点です。
「山の近く」は標高も高めなのでイメージしやすいと思います。
「海の近く」ですが、雪雲は日本海側の石狩湾(図の上側の青色部分)から流れてきます。
海に近い手稲区や、北区(の郊外地域)では、雪雲が山などに遮られずに到達することから、大雪と強風になりやすい傾向にあります。
時々ホワイトアウトが起きますが、そんな日に外に出ると本当に怖いです…
反対側の海から遠い地域(中央区や南区の低地、東側の各区、北区の札幌中心部付近)では比較的積雪が少ないので、雪に慣れていない移住者はこのあたりから家探しをするのがおすすめです。
家探しでの対策
次に具体的な物件探しの段階での対策です。対策としては
- 木造、1階が駐車場の家を避ける
- 日当たりがいい家を選ぶ
- 都市ガスの家を選ぶ
- 駅(できれば地下鉄)徒歩5分以内の家を選ぶ
この4つです。
木造は当然気密性が低いです。
戸建てなど1階が駐車場の家も多いですが、冷え込みが地面から上がってくるので、初めて住む家としてはおすすめしません。
日当たりのいい家は、それだけで温かいです。
雪の日でも薄く太陽が差し込んでくることも多く、暖房費が節約できます。
都市ガス物件はとても重要です。
北海道の家はプロパンガス(PLガス)の家が多いですが、プロパンガスは月々の料金が都市ガスに比べて高額です。
また賃貸の場合、電気とは異なり、高いからといってガス会社を変えることができません。
光熱費の心配を少なくするために、都市ガスの物件を選びましょう。
そしてなるべく駅近くの家にすることも大切です。
家賃が安いからといって駅から徒歩15分の物件にしてしまうと、冬の通勤時のストレスは甚大です。
駅はJRでもいいですが、できれば遅延や運休のない地下鉄沿線がおすすめです。
そのほか、駐車場にロードヒーティングは入っているか、雪かきを避けるならマンションにする、といった評価項目が人により入ってくると思います。
ぜひ住まい探しの際はこれらの条件を満たす家を選んで、冬の暮らしを快適にしてください。
理由②:仕事の少なさと賃金の低さ

移住して後悔した話の中に
「仕事の選択肢が少なく、希望の求人が見つからない」「収入が思った以上に低い」
というのもあります。
特に東京の大手企業に勤めていると、札幌の給与水準との間にギャップが生じます。
ただし、以下のような方法を活用すれば、仕事と収入の不安を減らすことも可能です。
- フルリモート可能な仕事を確保してから移住する
- 副業やフリーランスとしての収入源を事前に作っておく
- 求人が多い医療・介護・IT業界を視野に入れる
- 地域おこし協力隊やUIターン就職センターを活用する
仕事・給料で後悔とは?
札幌の給料は東京と比べて2割近く下がります。
また、仕事の数も少ないため「札幌では暮らしていけない」といわれるようです。
R6年時点の北海道の最低賃金は1,010円です。一方東京は1,163円で、東京に比べると-153円の時給の差があります。
1,010円というのはだいたい茨城・栃木と同水準です。
札幌と他地域の最低賃金比較
都道府県 | 最低賃金時間額 |
---|---|
北海道 | 1,010円 |
東京 | 1,163円 |
大阪 | 1,114円 |
福岡 | 992円 |
茨城 | 1,005円 |
札幌の求人状況を採用サイトで見てみると、正社員事務職で20万円前半、エンジニアで25万~の求人が平均的です。
中には基本給が10万円台の会社もちらほら。
アルバイトだと時給1040~1600円がボリュームゾーンです。
正社員求人数もインディードで見てみました。
検索日時点で札幌で14万件、東京23区内で79万件と出てきました。
圧倒的に選択肢が少ないといえます。
東京などで働き、組織内での年収アップを重要な仕事軸としている場合、
「なぜ同じ仕事をしているのに給料が下がるのか」
とモチベーションが低下し移住を後悔するのは当然かもしれません。
移住の前に自身が大切にする価値観を改めて考えておくことをお勧めします。
札幌で仕事・収入面をクリアする方法
札幌の現地雇用の状況を見たところで、安定した働き方や生活を実現する方法を紹介します。
フルリモート可能な仕事を確保してから移住する
フルリモートだと住む場所に関わらず、都市圏の給与水準で働くことができます。
コツとしては、現在都市圏に住まわれている方は移住前に転職活動しておくことです。
フルリモートといえども月1回の本社出勤などが課されている企業も多く、完全に全国から応募可能な募集は意外と少ないからです。
副業やフリーランスとしての収入源を事前に作っておく
移住前に副業を始めておき、移住で本職を退職しても収入の柱がある状態にしておくことがおすすめです。
フリーランスで働く場合も、都市圏の企業の案件だと、報酬も都市圏の水準で請け負うことができます。
求人が多い医療・介護・IT業界を視野に入れる
札幌は雪かきが不要なマンションが多くあることや、道内の病院が閉院していることから、高齢者の転入が多いです。
そのため医療・介護の求人は比較的多いと言えます。
また、札幌の中で求人の多いIT業界やコールセンター業界への転身を検討してもいいかもしれません。
地域おこし協力隊やUターン支援制度を活用する
札幌市の地域おこし協力隊はこれまでなかったのですが、2025年から募集が始まりました!
起業や独立をイメージしている方には、安定収入の柱としておススメです。
参照:札幌市移住促進地域おこし協力隊募集開始!
また、市ではUIターン就職センターを設置していて、移住者の就職もサポートしてくれます。
参照:札幌市|札幌UIターン就職センター
移住初心者の生活費を公開!

快適に冬を生活するためにはコストがかかります。
札幌は物価が安いと言われますが、実際この給料で生活できるのか?といった不安があるかもしれません。
ここからは札幌でかかる生活費のうち
- 家賃
- (暖房の影響を直接受ける)光熱費
- その他交通費、食費
について、東京と比較しながら詳しく解説します。
理想の暮らしが札幌の収入で実現できるか、判断材料の一つにしてもらえるかと思います。
今回はファミリー層を一例にしていますが、家族構成やライフスタイルなどに合わせて家探しの優先順位を付けてもらえればと思います。
結論として、札幌は東京と比べて家賃が安く、光熱水費が上がる分を差し引いても、年間50万円以上の節約も可能です。
札幌ならではの支出を押さえて「どの出費が増え、どの出費が減るか」を正しく把握しておくことが、後悔しないポイントです。
家賃ってどのくらい?
札幌の平均家賃と東京の平均家賃を同条件(2LDK、築年数・駅からの距離)で比較しました。
まず転勤者も多い円山公園エリアです。
札幌のいわゆる高級住宅街で、東京で同じ雰囲気を持つ吉祥寺と比較してみました。
東京では16.2万円の平均家賃に対して、札幌では8.6万円となっています。
また、ファミリー層に近年人気の新さっぽろエリアと、こちらもファミリー層の多い練馬駅でも比較してみました。
東京では15万円、札幌では7万円となっています。
ただし、平均家賃は上記で説明したプロパンガス物件を含んでいるので、都市ガス物件で絞ると、円山公園では10~11万円台/新さっぽろでは9~10万円台がボリュームゾーンとなりそうです。
円山公園と吉祥寺の家賃比較
東京 | 吉祥寺 | 16.2万円 |
札幌 | 円山公園 | 8.6万円 |
都市ガス物件のみ | 10~11万円 |
参照:SUUMO|円山公園駅(北海道)の賃貸マンション家賃相場・賃料相場情報
参照:SUUMO|吉祥寺駅(東京都)の賃貸マンション家賃相場・賃料相場情報
新さっぽろと練馬の家賃比較
東京 | 練馬 | 15万円 |
札幌 | 新さっぽろ | 7万円 |
都市ガス物件のみ | 9~10万円 |
参照:SUUMO|新さっぽろ駅(北海道)の賃貸マンション家賃相場・賃料相場情報
参照:SUUMO|練馬駅(東京都)の賃貸マンション家賃相場・賃料相場情報
光熱水費はガス代が高額に
水道代は東京と札幌では同じぐらいです。
電気代は東京より若干高めで、大体東京での使用料の×1.1程度といったところです。
勤労者世帯の平均光熱水費/月
北海道 | 関東 | |
上下水道料 | 4,279円 | 4,058円 |
電気代 | 11,108円 | 9,309円 |
そして最も変動要素が大きいのがガス代。
東京のファミリー層の平均年間ガス代は約5.5万円とあるのに対して、札幌では約11万円です。
勤労者世帯の平均ガス代/月
北海道 | 関東 | |
ガス代 | 5,044円 | 4,220円 |
他の光熱費(灯油など) | 4,057円 | 417円 |
計 | 9,101円 | 4,637円 |
計【年間】 | 109,212円 | 55,644円 |
燃料の使用量は家の断熱性、日当たり、給湯量、暖房器具の種類などの条件や設備、ライフスタイルで変わってきます。
暖房器具の種類は大きくガス(ガスストーブ)、電気(電気ストーブやエアコン)、灯油(ストーブ)の3つに分かれますが、熱源によって費用も変わってきます。
例えば灯油はコストが最も低いですが、賃貸だと禁止されている物件もある、自分で買いに行く必要があるなどの留意点もあります。
このように選択肢が多く、住む家や住む人によって変動が大きいところが光熱費の見通しを立てづらくなる要因かと思います。
一例として、札幌初心者の筆者が実際にかかった費用をご紹介するので、参考にしてください。
こんな生活スタイルです
- 子育て世代
- 都市ガス物件
- 暖房の熱源はガス暖房のみ
- 冬場はリビング、寝室で常時暖房オン
- 毎日お風呂に湯を張る
実際にかかったガス代を公開!
- 4月~11月:約6,000円~10,000円
- 12月~3月:約15,000円~18,000万円
- 年間:約13万円
どうでしょうか。
我が家は子どもが小さいこともあり、暖房は常時つけています。
これがプロパンガスだとすると、贅沢にお湯や暖房を使えないです。
その他交通費、食費
交通費ですが、札幌の地下鉄やバス代は割高です。
バスだと最小区間でも240円と、定期が無いと近距離が高いんですよね。
車は必須のようなイメージがありますが、なくても生活可能です。
もちろんあったほうが何かと便利ですが、特に上記家探しでおすすめした駅周辺の物件に住んだ場合、スーパーもカーシェアも豊富にありますし、実際我が家も車なしで問題なく過ごしています。
食費も安いというイメージがあるかもしれません。
野菜は、冬場は本州からの野菜がメインなので、他地域と同水準です。
雪が溶け、道内産の野菜が出てくると、値段は下がります(そして何よりおいしい!)。
お米ですが、都会では5㎏5,000円近くまで上がった時も、札幌ではななつぼしなどのブランド米が3,000円台で販売されていました。
居酒屋やローカルチェーンの飲食店も安いですね。
ただしお店によっては都心と同価格帯の飲食店もあります。
無理のない生活のために大切なこと
ここまでリアルな生活費を実例を含めて紹介してきました。
東京と比べると生活費は下がりますが、あまり下がらないなと感じる方もいるかもしれません。
ただし、生活費を抑えるために、家賃は安くても住みにくい物件を選ぶと、不満が積もって結局「やめとけばよかった」となってしまいます。
始めはできるだけ快適な環境を整えて、冬の生活に慣れてきたら節約できるところを削減するなど、徐々に進めていくほうがベターです。
また、移住前の冬の間にウィークリーマンションなどに1週間でもいいのでお試し移住して、札幌の冬を実際に体験してみる事をおすすめします。
札幌移住のメリット
札幌移住にはデメリットだけでなくメリットもたくさんあります。
いいところは書ききれないほどありますが、主な5つはこちらです。
- 自然を満喫できる
- 食べ物がおいしい
- 本州の異常気象とは無縁
- 人がやさしい
- 地方都市としてちょうどいい
自然を満喫できる

札幌中心部でも自然が身近にあります。
札幌中心部から地下鉄で5分程度の円山公園では、登山や森遊びが楽しめます。
また、中心部から車で1時間ほど離れると、定山渓や支笏湖などでアウトドアやキャンプが楽しめます。
ウインタースポーツでは、いくつものスキー場が中心部から30分圏内にあり、いつでもパウダースノーの雪が楽しめます。
住宅街の多くの公園には雪山が作られ、子どもたちがそり遊びを日々楽しんでいます。
食べ物がおいしい

北海道の食べ物はやっぱりおいしい!
雪が溶けて春のアスパラガスの大きさとおいしさはびっくりすると思います。
夏にはトウモロコシやウニなども全く味が違います。
ほかにも山菜や牛乳・チーズ、ジンギスカン、ケーキ、お米、海産物など、書ききれないほどに年中おいしいものであふれています。
本州の異常気象とは無縁
本州では5月から30℃になるなど年々夏の厳しさが増していますね。
近年は札幌も暑くなってきていますが、それでも格段に涼しく快適です。
真夏でも、日中は暑いですし冷房も付けますが、夜になるとむしろ寒いくらいに冷え込みます。
人がやさしい

地味ですが実際にとても感動したポイント。
電車では席の譲り合いが日常的に見られます(東京だとお年寄りに譲る時以外だとあまりないですよね)。
お店の人に問い合わせたらすごく親切にしてもらったことも多数。
北国の人は陰湿だ、なんて声もインターネット上でありますが、全くそんなことはないです。
近所の方など、皆さんに本当に優しくしてもらっています。
地方都市としてちょうどいい
札幌市は全国第4の都市のため、「広い敷地の一軒家」「牧場がひろがる風景」などをイメージしていると、ビルも多く北海道らしさは感じないです。
利便性の面での暮らしやすさとしては、中心部に行くと店舗も多く、交通網も発達していて、Amazonも意外と翌日に届くものが多いので、日常生活で不便を感じることはないでしょう。
適度に自然もあるほか、子育て環境も(東京の潤沢な教育環境と比べれば当然足りない部分もありますが)遊び場や公園、医療費助成、習い事などもひととおり揃っています。
このように札幌は地方都市としてバランスがよく、初めての移住にはチャレンジしやすい街かと思います。
【まとめ】札幌移住はやめないで!後悔しないために大切なこと
札幌移住に向けては冬の寒さと仕事・給料面での不安が大きい事を説明しました。
いずれも事前に対策をしっかりとっておけば後悔は避けられます。
筆者も移住によって収入は下がりましたが、生活レベルは下がっていません。
むしろメリットを含めると上がっていると胸をはって言えます。
- 寒さ対策を含めた住まい探しを慎重に行う
- 寒さ対策にかかる費用とライフスタイルをイメージしておく
- 寒さ対策を含む生活費が収入でまかなえるか見通しを立てる
- 冬場に下見、長期滞在をして暮らしのイメージをしておく
これらの対策が一人でできるか不安な方は、札幌の不動産会社や、移住支援のNPO、ファイナンシャルプランナーなどに相談してみてください。
現地の様々な情報が入ってきて、後悔のない移住につなげられると思います。